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浮気相手に生まれた子供は同学年 #7

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実家へのご挨拶

カゲオの実家への道のりは中々の長距離移動で高速バスに4時間ほど乗車。
それから、カゲオの友人が運転する車に1時間半ほど乗車してやっと辿り着く場所にありました。

進んでも進んでもカーブが続く山道で、日ごろ車に乗り慣れていない私は少し酔ってしまったんです。
途中コンビニに寄り道してくれたので、飲み物と無性にレモン味の酸っぱいタブレット菓子が欲しくなり2~3コ買い込んでずっと車の中で食べていたのを今でもよく覚えています。

出発当日はゆっくり夕方前に家を出たため、実家近くに着いたのは夜の10時くらいでした。
さすがに夜遅くお邪魔するのは気が引けるので、カゲオの実家近くの宿泊施設に泊まることにしました。

長い道のりを運転してくれた友人にお礼と挨拶済ませ、施設で一泊した後、翌朝いよいよカゲオの実家へと向かったのです。

とは言っても…翌日にはカゲオのお姉さんの結婚式が控えているわけで、もちろんご実家はバタバタ中。
本当に今考えると、とんでもないタイミングで顔出しやがったな…と恥ずかしくなります…。

午前中にカゲオのご家族のお父様、お母様、弟さん妹さんにご挨拶をして午後くらいにお姉さまとお姉さまの旦那様にご挨拶をした…と思います(うろ覚え)

午後になるとカゲオのお父様はお酒の力も相俟ってかなりの上機嫌スタイル。
ご近所さんも招いてカラオケ大会が始まり賑やかな雰囲気でした。

私とカゲオはカゲオの元自室で小学生の妹さんと3人で何をするでもなく過ごしていました。

そして時間が経つごとに、だんだんとカゲオの機嫌が悪くなる。
結婚報告を早くしたかったんでしょうね。

夕方頃に我慢の限界に達したカゲオが自室にお母様だけを呼び出して、私たちの結婚を報告する体制に入ったのです。
私は私でいよいよか!と少しの不安と少しの緊張で体に変な力が入っていたと思います。

ただ、結婚報告をする中で、私が知らなかったカゲオの過去があんなカタチで明かされるとは…。
その時は思ってもみませんでした。

▶▶▶浮気相手に生まれた子供は同学年 #8へつづく

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