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お付き合いスタート
4年間付き合った彼氏一朗と最終的にメールで別れたあと、カゲオとの交際が始まった。
わたしは高身長、イケてる彼氏と付き合えたことでだいぶ舞い上がっていました。
しかも付き合い始めって何しても楽しいから…暴走しまくっていたと思います。
冷静になれなかった自分に乾杯しながら、カゲオとの物語を改めて綴っていきますね（カンパーイ！）
カゲオとは付き合って1カ月半程で同棲を始めていた。
職場も一緒、帰る家も一緒。
ちょっと窮屈に感じることはありませんか？
うん、バカップルはそんなことは気にしないので大丈夫！（暴走中）
付き合った当初からカゲオには「俺、豆ちゃんと結婚するから」と言われていた。
いや、今ならね…。すぐ結婚結婚言う男はどうかなって警戒できるんですけどね。
当時のわたしはそりゃー結婚願望も高まるところまで高まっていたし、スピード婚なんて割と当たり前な時代だったので…。
「やっぱり結婚するときはするときであっさり決まっていくんだなー」なんて…一朗とカゲオを心の底で比べながら思っていたのです。
カゲオとのお付き合い速度は本当に早かった。
いや、完全にただのお付き合いではなく「結婚」に向けてのお付き合いだと思っていたから、ありとあらゆることが早かったのかもしれない。
「結婚」という人生一大事の選択をするべきときに、冷静でいられなかったのは本当に悔やまれるが、あの時の自分は何を言っても聞く耳持たずだったろうな…。
とは言っても1年間は同棲を続けて結婚についての本格的な動きについては来年の夏くらいでいっかなー…とぼんやり考えていた。
同棲を開始して3カ月経ったある日。
カゲオの実家に行くことが決まった。
カゲオのお姉さんの結婚式が地元であるため、前々から帰るとは聞いていた。
その話しの流れで彼の実家にわたしも付いて行くことになったのだ。
え？ご挨拶的なやつ？
いや、でもお姉さんの結婚式だし…私はただ付いて行くだけでいいのかな？
だけどカゲオの考えは違っていて、結婚式で家族一同集まる日に私との結婚を報告すると決めていたようである。
いやぁ、今ならね。それはそれで日を改めてと言えたんですけど…。
結婚報告なんて人生初めてなもんで、しかも舞い上がってるもんで、カゲオに言われるままに彼の実家を訪れることになってしまったのです。
▶▶▶浮気相手に生まれた子供は同学年 ＃7へつづく
