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危険なメールのやり取り
カゲオとゆる美さんがメールのやり取りをしていて、困った彼氏くんがカゲオの妻である私にチクり報告の電話くれた。
ざっくり纏めるとこんな感じだろうか。
内容が内容だけに一気に心臓速くなったけど。
えーと・・・
ゆる美さんと彼氏くん、私と夫のカゲオは同じ会社の同じ部署で働く・・・いわゆる同僚です。
そんなゆる美さんの彼氏くんからの唐突な電話の内容。
一瞬、何を言っているのか理解できませんでした。
彼氏くんの話しによると、ゆる美さんとカゲオは私が切迫早産で絶対安静で入院している最中にメールのやり取りを頻繁にしている。
そして、その内容が・・・。
カゲオ:
さみしいよー!ご飯作りにきてー♡( ;∀;)
ゆる美:
えぇ~・・・奥さんに悪いからムリだよぉぉぉ~♡(*^-^*)
みたいなやり取りだったらしい。
パッと見ただのラブラブメールじゃねーかよ・・・。
もちろん発見した彼氏くんはキレまくり、ゆる美に「何やってんだ?!おまえら!!」とかなり叱りつけた模様・・・。
その怒りのままに私へ電話をしてきたのでしょう。
私はというと・・・突然すぎる黒に近いグレーなメールの内容に驚きすぎて・・・。
あまり頭が回ってない状態。
だって、こんな修羅場に出くわしたの人生初めてなんですもん。
どう対処したらいいのか困惑しております。
あーぁ・・・さっきまで次は「カゲオいつお見舞い来てくれるかなー?」とか・・・
さっき陣痛来て生まれっちゃたよの悪戯をいつ仕掛けようかなぁ~なんて・・・
とてつもなく、平和でお花畑なことばかり考えてたのにな・・・。
日常って一瞬のキッカケで劇的に変わるんですね。ドンガラガッシャンて音が聞こえそうです。
「豆さん?大丈夫ですか?」
あ、まだ彼氏君と電話の最中だった・・・。
「はい、すみません。驚きすぎてボーっとしてました。」
「そうですよね・・・、突然こんな電話してしまってすみません。あの・・・カゲオくん今近くに居ないんですか?」
私の事情を一切知らない彼氏君に、いま切迫早産の危機を回避するために絶対安静で入院中だと伝えた。
「うぇ?!そんな大変なときに俺すいません!!!!」
彼氏君は誤りつつも、豆さんはどうするんですか?と聞いてくる。
こんな事をしでかしたカゲオをどうするつもりなんですか?って意味ですよね。
「そうですね・・・。彼氏君の話だけでは判断が出来ないので、とりあえずカゲオからも話しを聞きます。それから一度カゲオから彼氏君宛てに直接連絡させますね。」
「はい・・・了解しました。豆さんってすごく冷静なんですね?」
マメサンッテ スゴク 冷静 ナンデスネ
いや、だって自分の感情だけで取り乱して、なりふり構わずできないんだって。
私には守るべきものがある。
今はそれが第一優先でしかないんだもん。
だからこそ冷静に・・・取返しがつかない事態になることは避けなきゃいけいって気持ちでいっぱいだった。
▶▶▶浮気相手に生まれた子供は同学年#20へつづく