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入籍記念日
結局、酔っ払いカゲオに酷いことを言われても許してしまうくら惚れているわたし。
コレが世で言う惚れた弱みってヤツなんですかね。
酒に酔い「オマエがいなけりゃゆる美さんに行ってた」発言以外はいったて普通に平和に過ごすわたしたち。
妊娠5ヶ月目に入り、戌の日を無事に迎えて神社にお参りも済ませた頃、季節は秋を過ぎて冬へと変わろうとしていた。
そして私には、とある野望があったのだ。
入籍記念日を絶対にクリスマスにしたい!と…。
そう…12月25日に…。
ただ単にクリスマスが結婚記念日になるなんて最高じゃん!と思っていたのです。
クリスマスにしとけば、記念日のお祝いを忘れることもないしロマンティックでステキやん♡と…。
夢見る26歳の豆ちゃんは、かなりクリスマス入籍にこだわっていたのです。
もちろんクリスマス入籍に関してはカゲオも賛成してくれており、役所で婚姻届けだしたら係の人が花くれるって本当かな?
なんて浮かれたことを言いながら二人でワクワクしていた。
入籍日については、かなり色々な人に相談をしていた。
クリスマスと一緒なら記念日忘れることもないしいいね!という意見も勿論あったが…。
入籍日なんて、何でもない平日に入れちゃう方がいいよという声もあった。
その理由は…離婚するかもしれないから!笑
当時のわたしは離婚するかもしれないという意見には耳も傾けず、クリスマス入籍に向けて突っ走ておりました。
別に今となってはクリスマスはただのクリスマスなのですが…離婚直後のクリスマスは正直キツかったと思います!笑
わたしの場合はなんでもない平日に籍をいれるべきだったと今となっては思います。
人生の先輩の言うことは、時にはきちんと聞くべきですね!
12月25日
妊娠5カ月目を過ぎ、もうすぐ6ヵ月目を迎える頃。
係の人から花は貰えませんでしたが「おめでとうございます!」と形式的なお祝いの言葉をもらい、わたしとカゲオは婚姻届けを提出し無事に夫婦となったのです。
そしてここから数か月後に、わたしのサレ妻物語が始まるのでした。
▶▶▶浮気相手に生まれた子供は同学年 #18へつづく