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出産日
出産当日、なんだかお腹の子宮付近がズクズク痛む。
前日の深夜に子宮口の開きを確認してもらったが助産師さんには「まだまだ」と言われ帰された。
なので本日は朝からカゲオを引っ張って歩き回っているのだ。
たまに痛みが一定期間続き苦しくなる。
これって「陣痛」ってやつ？
でも次までの波がだいぶ間隔が空いているため、また病院に行っても帰されちゃうんだろうなと思いつつ歩き回って1日過ごした。
そして散々歩き回った夜中、陣痛の間隔がだいぶ狭まり辛くなってきたのでカゲオに病院に連れて行ってもらう。
そのまま出産入院することになり、助産師さんがつきっきりで腰マッサージをしてくれた。
こーいうとき、マジで旦那さんは役に立ちません。
助産師さんが一瞬席を外さなければいけない時、代わりに腰を揉んでもらったのですがまるでダメ。
私は今までに感じたことのない痛みと辛さに耐えているので余裕なんて全くなかったんです。
マッサージが下手くそすぎて泣きました。
帰ってきた助産師さんに「もうどこにも行かないで」と伝えてカゲオの存在を自分の中から消しました。
途中陣痛が弱くなってしまい、陣痛促進剤の点滴を打つことになったのですがココからがまた痛み地獄でぶっ飛びそうでした。
痛みとの闘いで意識朦朧する中「実家の母ちゃんと婆ちゃんもこっちに向かってるから！」とわたしに伝えてきたカゲオ。
わたしはソレどころではなく、あえてシカトしてしまいました。
気まずい空気を察してくれた助産師さんが「今辛いからね～。」と苦笑いしながらフォローしてくれたのを覚えています。
とにかく出産ピークの時は先生と助産師さんの声にしか集中してませんでした。
カゲオが分娩室のどこに居たのかも（一応立ち合い出産でした）覚えてないし、ただひたすら自分との闘いでした。
だから大きな産声が聞こえたときは…なんでしょうね。
やっと終わった～！
という達成感50％、無事に生まれてくれて良かったという安堵感50％でグチャグチャに泣いてしまいました。
そして、そんな泣き顔を助産師さんがパシャリと写真に収めるもんだから…。
後から出産直後の写真を見ても自分の泣き顔が痛すぎて直視できないんですよーーーー！！！！笑
今だったらスノウとかでキレイに残せるんですかね？
39週4日
吸引分娩
分娩所要時間17時間55分
女の子
3070ｇ、身長50.5㎝
新緑が深まりかけた季節にわたしは女の子を無事に出産した。
▶▶▶浮気相手に生まれた子供は同学年 ＃24へつづく
