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浮気相手に生まれた子供は同学年 #18

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サレ妻への第一歩。

 

クリスマス入籍を無事に終えて、戸籍上もカゲオの妻となった私。
多少、問題はあるもののお互いに寄り添いながらコレからの長い人生共にするものだとばかり思っていた。
まさかねー…私がこんな形で「サレ妻」への入り口に立たされるとは夢にも思っていなかったんです。

まずは最初のグレーゾーンの時期のお話しから始めていきますね。

それは私が、妊娠8ヵ月のことでした。
なんと切迫早産の危険があるため、お世話になっている産婦人科で緊急入院することになったんです。
病院では、お腹の張りを抑えるため絶対安静&24時間張り止めの点滴を打ちトイレ以外は動いちゃダメ!と先生に指導されている状態でした。

もちろん先生の言うことをちゃんと聞いて、お腹の赤ちゃんのためにも極力動かず安静に入院生活を送っていました。
カゲオは仕事終わりや休みの日に病室に顔を出し、わたしと赤ちゃんの様子を欠かさず見に来てくれる。
家事やご飯のことでカゲオに迷惑をかけることは申し訳なく思ったが、「大丈夫!大丈夫!」と私が落ち込まないように気遣ってくれる彼の優しさが嬉しかった。
「私のすてきな旦那さん♡」つって…舞い上がっていたことでしょうね。

そんな生活が1週間ほど続いたある日のこと。
時刻は20時過ぎ。
病室にはもちろん私1人きり。

突然、見知らぬ番号から携帯電話に着信が入ったのです。
え・・・?誰・・・?と思いながらも恐る恐る電話に出る私。

静かな病室で感じた最初の違和感。
今考えると始まりはココだったんですね。

「豆さんの旦那さんが僕の彼女とメールのやり取りをしていて困っています。」

電話口は男性でした。
同じ会社で働くゆる美さんの彼氏くんからの連絡。

そう、かつてカゲオが私と付き合う前に告白して振られた相手。
あの、ゆる美さんの彼氏くんからの唐突な電話連絡だったんです。

▶▶▶浮気相手に生まれた子供は同学年 #19へつづく

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