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~CASE1~ある日顔が別人になっていた!?治らないじんましんとの1年の闘い!原因不明のじんましんがやっかいなワケ

20代後半から体の不調を感じるようになり、無理ができなくなってきた30代。
連日の深夜まで続く残業で、疲れとストレスがたまっていた私。
ある日、体中が熱く顔や頭がかゆくて、飛び起きた。

自分の顔を鏡で見ると… 自分とは別人の顔が写っていました。

今回は、顔が腫れるほど毎日ひどいじんましんに悩まされ続けた1年のエピソード。
女性の方で疲れた時にじんましんが出る!という話は、私の周りでも多く聞かれます。
このやっかいなじんましんが、どのようにして治っていったかを綴っていきます。

苦痛のはじまり

かゆみを我慢する女性

ある日の朝方、体にいつもとは何か違う違和感を感じました。
皮膚の表面だけ熱をもったような、ちょっとしたかゆみ。この時は「あぁ久しぶりにじんましんがでたかな」くらいの気持ちでした。
前日にアルコールを摂取していたので、それが影響してか腕に2~3個発疹がポツポツ。
元々アレルギー体質だったわたしは、いつも通り放っておけばその内ひいてしまうだろう、と気にもとめていませんでした。

しかし、これが苦痛のはじまり。
その後、この時よりさらにひどいじんましんに毎日悩まされるとは、思ってもいませんでした。

急性から慢性じんましんへ

じんましん

一旦は発疹がひいたものの、翌週にはまた発疹が…
しかも、今度は頭から顔にまで赤い発疹がおりてきていました。
なんだか、まぶたも重いな~。目が見えにくいな~と鏡を見てみると。

まぶたは腫れあがり、なんと唇まで腫れていました。
まるで、一戦交えた後のボクサー(笑)

体中にじんましんが出現し、足はピンクの発疹の島と島がつながり、世界地図のようになりました!

さすがに病院を受診し、診断は「急性じんましん」。
診察時間5分で飲み薬をもらい帰宅しました。
がしかし、その後も毎日じんましんが出現!
決まってなぜか夕方に出てくるんです。これがやっかいなんですよね。

コレがつらい!

じんましんというと、大したことないように感じますが、地味にきついんですよね~。

  • 原因がなかなか分からない。
  • 対処療法しかない。
  • かゆいけど、かいたところで肌をひっかき痛いだけ。
  • 横になって治まる症状ではないので、とにかくがまん。
  • 夕方から夜にかけてひどくなるので、病院に行けない。
  • 受診してから職場に着く頃には発疹がひいているので、職場の人に仮病と思われていそうと疑心暗鬼(笑)

薬を飲んで症状を抑えるという日々が約3ヶ月続いた頃、わたしの不安はつのるばかりでした。

原因がわからないという不安

原因が分からないという不安を抱えた女性

先生には、「体が疲れたりするとじんましんが出やすいし、まだ若いので他の病気は考えられないから、ストレス性のじんましんでしょう。」と言われました。

どんなことに気をつけたら良いか確認すると…
「ストレスをためないように、規則正しい生活をして下さい。」と言われました。

ストレスをためないようにって…無理じゃない!?
規則正しい生活って…残業続きじゃ無理だよ。。

血液検査も何もしていないし、こんなに長く症状が続いているから、他の病気とかじゃないよね?
イライラと不安は募るばかりでした。

病院を変えてみた!

心配だったので、病院を変えてみました。
次にかかった病院では、問診票が生活習慣など詳しく聞かれる内容でした。
先生もしっかり話を聞いてくださり、親身になってくれたので、少しだけ気持ちが晴れた覚えがあります。

先生との相性や、そこでは分からなかった原因や病気の発見もあるかもしれません。
迷わず病院を変えることも、手段だと思います!

アレルギー検査の結果は?

アレルギー検査報告書

じんましんの原因はほとんどの方が分からない、と聞いていましたがアレルギー検査を受けることにしました。

結果は特に問題なし!

ほっとしたのと同時に、じんましんを治すための原因が分からないことに、またモヤッとしました。

どうやって症状が落ち着いたか

ザイザル錠

わたしが処方されたお薬は「ザイザル錠」というものでした。
抗ヒスタミン作用という、体がかゆくなる原因である「ヒスタミン」という体内物質の働きを抑えてくれる作用のあるお薬です。

抗ヒスタミン薬には、他にも違うものがありますが、「ザイザル」がわたしの体には合っているようでした!

注意点として…
眠気を起こすことがあるので、車など運転は控えるように言われました。

そして、仕事もあるだろうからと、朝は半錠にしてもらいました!

わたしの場合、薬によるひどい眠気はそんなに感じられず、薬を飲んでいる間はじんましんが出てくることはなかったです。
わりといつも睡魔とたたかっています。(笑)

少しずつお薬を減らしていった

お薬がなくなったら、定期的に受診するということを1年近く繰り返していました。

以前は、夕食前のお薬までにすこーしかゆみが出ていたのですが、だんだんとそれもなくなり、飲み忘れても「あれ?今日は出なかったな」という日がありました。

先生から「大丈夫そうだったら少しずつお薬の量を減らしていってね」と言われていたので、朝じんましんが出ていなかったら飲まないでおく、というようにしていきました。

そうすると、じんましんの出る間隔が毎日から2~3日おきに、そして1週間というように発疹の出る頻度が少なくなっていきました。

その頃、転職して間もない時だったのですが、残業もなく人間関係も良好で、めぐまれた職場環境で仕事をすることができていました。
ストレスフリーな生活をしていたこともあって、じんましんがめっきりでなくなりました!

まとめ

かゆみを我慢する女性

もし息苦しさを感じたら、アナフィラキシーショックを起こしている可能性もあるので、すぐに医療機関を受診しましょう。

私の場合、他の病気の影響でじんましんが出たわけではなく、慢性的に続いてしまいました。
薬を正しく飲むという方法しかなかったけど、なんとか症状は治まりました。
また何かのきっかけで発症してしまうかもしれませんが、うまく付き合っていくしかありません!

そして、症状が治まった一番の理由は、残業がなく自分が楽しく仕事ができる職場に転職できたこと、だと思います。
不思議なことに、じんましんが治まりだしたのが、転職した時期でした。

ストレスを抱えたり、無理をすると体の不調がダイレクトに出てしまうのが30代!
少しくらいの無理なら大丈夫!と言える年齢じゃなくなったんだな~としみじみ感じたところでした(笑)

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